国際緊急援助隊帰国

日本の救助隊が明日帰国するようです。

十数体の遺体を収容するなど,現地で頑張ってくれたようですが,
救助隊のメンバーは無力感にさいなまれていることでしょう。

遺族としては,自分の家族を掘り出してくれたことをとても感謝しているでしょうが,彼らの本来の仕事は「救助」です。最先端の装備も「救助」のためのもの。

最初は土砂崩れの現場に連れて行かれたそうですが,
彼らは都市型の災害に特化した救助隊。
コンクリートを破壊したり,鉄筋を切断する技術はあっても。
泥を掘る技術はない。
そんな現場に連れて行かれ時間を無駄にした結果,
本来の能力を発揮できる現場にたどり着いた時には手遅れ。

彼らは本来の仕事である「救助」を1件もすることなく帰国の途につきます。嫌な疲れが残っていることでしょう。本当にお疲れ様でした。