パンダについてあれこれ

先ずは以前に書いた日記の再掲。


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絶滅危機にある動物を守れ!

って,テレビでやっていたのだけれど,
ちょいと引っかかるものが。

動物の保護って一体誰のためにやっているのでしょうか?

少なくともその危機に直面している動物のためではないような気がする。
トキなんてかなり悲惨だったような気が。
もういい年になっているのに無理矢理子作りさせようとしたり。

やはり,人間のために保護するんですよね。
その動物を見ていたいから。
その動物を自分の代で滅ぼしたという罪悪感を持ちたくないから。
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これが私の絶滅危惧種とされている動物に関する考え方。

さらにいうと,私は1つの種が地球上から消え去っても構わないと思っています。消え去ろうとしている動物自身はべつに何も考えていません。考えているのは人間。全ては人間の問題です。
私がパンダだったらたぶん「なんか美味い物食わせろ。タイヤをくれ」と言うことでしょう。

しかし,彼らを保護しようという活動に反対もしません。
あくまで人間の為に保護するんだという自覚があれば。
「パンダの為に」などというのは欺瞞です。



さて,昨今のパンダレンタル問題。

何だかレンタル料1億円ってのが一人歩きしていますが,
誰が誰に払うお金なんでしょう。
上野動物園が払うのであればたぶん誰も文句は言いませんよね。
日本国が払うとすれば,納税者は文句を言う権利がある。
神戸市・王子動物園の奥乃弘一郎副園長は「レンタル料ではなく、あくまで希少動物保護という動物園の役割を果たすために支払っているが、なければないで助かる」とコメントしているようです。動物園が払っている?先ずはその点をはっきりさせて欲しい。

それから,1億円の内訳についても詳しく知りたい。
おそらくそのほとんどが「研究費」という名目になっていることでしょう。
私はこれについては好意的に考えています。
世界中から集められる「研究費」によって,中国のパンダ繁殖研究は進められているようです。

高すぎるという声も聞こえてきますが,優れたサラブレッドの種付けだって数千万することがあるのですから,希少動物のパンダのつがいなら年間1億円は妥当な線だと思います。


※追記
石原都知事の発言が!
Yahoo!ニュース
金を払うなら上野動物園が,上野動物園は都営だから,都民の税金から,ってことらしい。東京都民の私には発言権があるかな(笑)