美の価値

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北京オリンピックの女性アシスタント。
次のような採用基準があるようです。

「スタイルが良く、年齢は18歳から25歳以下、身長は168センチから178センチ」

これに対し,国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが「差別」であると抗議しているとか。

さて,どうなんでしょう。
北京の公営バスでは次のような乗務員採用基準を出したことがあります。

「高校卒業以上の学歴、身長160センチメートル以上、年齢38歳以下、体重60キロ以下」

こちらの場合は,公営バスで身長・体重は関係ないだろうと思います。
しかし,オリンピックはどうか?

ある程度美を追究しても良いのではないかというのが私の考え。
「花を添える」という考え方自体女性をモノ扱いする女性蔑視だと考える人もいるでしょうが,実際問題美しい女性がいると場が華やぐのです。
こういったものに「差別」を持ち出すときりがありません。
「障害者を採用しないのは差別だ」とか
「老人を採用しないのは差別だ」とか
ウイグル族を採用しないのは差別だ」とか
ニートを採用しないのは差別だ」とか
いくらでも出てきます。

また,場を華やかにさせる美というものも天性のモノだけではなく努力のたまものもあります。美味しいものを食べることを我慢しダイエットに励んだり,美しい笑顔を作るトレーニングをしたり,美しい歩き方を学んだりと,お金を掛けて頑張り,自分の価値を高めている女性も多い。

個人的には168センチ以上というこの身長の基準は高すぎのような気もしますが,そんな基準があっても別にかまわないと感じます。ひょっとしたら中国女性の体格向上を世界にアピールする意味もあるのかもしれませんね。