電凸(追記7/27)

電話による突撃取材を電凸といいます。
たぶん。

社会的な問題が生じると,関連企業や公的機関に直接電話をかけて,事の真偽を問いただすことを言います。
たぶん。

電凸ではmumurブルログなどが有名ですが,
2ちゃんでも電凸ネタがあると盛り上がるようです。

mumurブルログ
25 o'clock


この電凸,私としては引っかかることが何点かあります。

?法的にはどうなんだろう?

他人の書いた文章を勝手にネットで紹介すれば,著作権法などが絡んできますが,会話をテキスト化して紹介するのは特に問題はないのだろうか?相手の同意は必要ないのだろうか?倫理の問題か?

ネットで発表しますよとあらかじめ断っていれば何の問題もないでしょうが,それでは核心部分を引き出せない可能性もあります。

↓に続きますが,改ざんや創作などをすれば,名誉毀損で訴えられる可能性はあるかもしれません。


?改ざん・創作の可能性

2ちゃんねるにおいても,電凸が実際に行われたものだと多くの人が素直に受け入れていますが,改ざん・創作の可能性はないのだろうか?

実際に電話はしているのだけれど,会話の内容はネットで紹介しているほどかっこよくはなく,あとで適当に改ざんしているとか,あるいは全くの創作だったり。私はどうしても疑ってしまいます。

このような疑いを排除するためには,音声ファイルのアップも行ったらどうだろう?相手の同意無くネットで紹介すると言うことにおいては,テキストであろうと音声であろうと同じだと思うのですが。

それから,電話番号を書いておくというのもいいかも。
企業や公的機関の電話番号ならば載せてもかまわないでしょう。
電凸内容に疑問がある人は,その電話番号にかければ,会話の内容が本当かどうか確認できます。


電突のためのノウハウ

「裏技」としての無断録音

無断録音 再考

追記:
イ・ビョンホンに関する電凸に疑問を持った人がいるようです。
イ・ビョンホン日の丸騒動に関する「本当の電突」
やはり電凸において,録音あるいはそのほか何らかの証拠・確かなものをしっかり押さえておくことは必要ではないでしょうか。
上記サイトの電凸では音声もアップされています。
音声も捏造の可能性はあるものの,
音声ファイルの下に電凸先の電話番号を併記しています。
つまり,いつでもこの電話番号に電話して確認してくださいという姿勢。

今回の件,誰が本当のことを言っているのか,まだ分からないし,私は電話嫌いなので確認をする気もないのですが,電凸について,もっとしっかり考える時期に来ていると思います。単なるお遊びなのか,それとも社会変革をも視野に入れたジャーナリズムの1つなのか。