戦争を美化する

フリートークから。

最近,教科書の記述に関し何か変だと感じている人の投稿がありました。
戦争を美化しようとしているんじゃないかと心配されているようです。

教科書に関する具体的な内容は恐らく以下の3つだと思われます。

1.南京大虐殺という言葉の削除。
2.従軍慰安婦という言葉の削除。
3.沖縄戦における民間人の集団自決に関し軍からの命令があったとの   記述を削除する。

確かに,最近の日本では右寄りの論調が勢いを増していると私も実感しておりますが,果たして上記の改正は戦争の美化とつながるのか?
私ははなはだ疑問です。

戦争の美化とはなんぞや?

アメリカがよく言っている「聖戦」とか,
中国がよく言っている「解放」とか,
そういうのが戦争の美化ではないでしょうか。

戦後60数年,戦勝国から押しつけられたシナリオにそった発言しかできなかった日本。そろそろ,より客観的な分析をしても良い時期ではないでしょうか。ただ,汚名を着せられたまま亡くなっていった多くの日本人の名誉を回復する作業だけは,同じ日本人としてしっかりやっておくべきでしょう。それは美化とは別次元の問題なのです。

※フリートークでもコメントしています。