右寄りサイトを旅して・・・

世の中は凄い勢いで右に進んできましたが,『新しい教科書をつくる会』で内紛が起こるなど,右の中でもぼちぼち分派が始まっているようです。


私が良くのぞくチャンネル桜でも今とっても賑やかな討論が行われています。
チャンネル桜←クリック
反中国デモ行進に全員集合!←クリック

反中デモに関するスレッドでそれは起こっています。
簡単なやりとりを説明すると次のようになります。

A:「チャンネル桜の社長が反中デモの批判をしてたよ〜」
B:「どういうことだ!社長,説明してもらおう!」
C:「まず事実関係を確認するのが筋でしょう。礼儀をわきまえて下さい」
B:「今や日本は火急の時。礼儀なんて言ってる場合じゃない!」
C:「礼儀をわきまえない活動を見たら国民は引きますよ。結局それは敵を利することにもなります」

大雑把に表現するとこんな感じ。
細かく討論内容を見ると,C氏の発言もまた慇懃無礼だったりするのですが,大筋としては私はC氏の考え方に近い。どんなに正しいことを発言しようがその発言の仕方によってはその発言は死んだ言葉になってしまいます。SayClubのようなコミュニティでもB氏のようなタイプはよく見かけます。間違った発言をする人には何を言ってもいいみたいな感じ。

チャンネル桜の当該スレッドはまだまだ続きそうです。中立に立とうと勤めるスレ主から私怨で発言する人まで様々。しばらくウォッチを続けます。


「maaと愉快な仲間たち」というサイトを知っていますか?
漫画のキャラが討論形式で歴史問題について語り合うサイトです。
maaと愉快な仲間たち←クリック
世界史コンテンツリンク集←クリック
そこの管理人がやっているブログがあります。
そこでも興味深い討論を発見しました。
約束の場所はここじゃない・ご意見メール1←クリック
初めまして。韓国に語学留学中の者です。? ←クリック

「maaと愉快な仲間たち」では韓国人を揶揄するような内容もかなりあります。それを見て韓国に留学している一人の日本人が管理人にメールを送りました。

要するに「韓国人のいいところも見て下さい」という気持ちから書いたメールなんですが,「韓国のことは韓国語が分からなければ本当のところは理解できない」と書いたがために,ブログの常連さん,あるいは上記サイトの常連さんが猛反発。彼はサンドバック状態になってしまいました。詳しい内容はさておき,私が気になったのは,ある国の人を理解するには言葉の理解は必須であるか否かということ。

確かに言葉が分かった方が理解はより深まるとは思います。ただ,それはある特定の個人に対する理解が深まるということであり,その国の人全体が共有する何かを理解することにはなら無いのではないかと思うのです。

私は中国語を少し知っています。
例えば,中国人は知り合い同士では「ニーハオ(こんにちは)」はほとんど使いません。では,どのように挨拶するかというと「飯食ったか?」とか「これから出勤かい?」とかそんな感じ。さて,これをもってして私は中国語を知らない日本人よりも中国人を理解していると言えるのでしょうか?
同じ情報をもっていても人によってその解釈は異なります。「飯食ったか?」という挨拶を「中国人は飯のことばかり考えている」と分析する人もいれば「とってもフレンドリー」と分析する人もいることでしょう。



ああ,朝から長文を書いて,脳味噌がショートしました。
今日はここまで。お休みなさい。