続警察・公安とのつきあい方

以前,職務質問をされた話を書きましたが,巷では,職務質問で不快な思いをする人が増えているようです。

例えば,元国家公安委員長をしていた白川勝彦氏でさえ,昨今の職務質問には疑問を投げかけております。白川氏は,いきなり4人の警察官に取り囲まれて,命令口調で「ポケットの中のものを見せろ」と言われたことがあるとか。その詳しい経緯については次のサイトでどうぞ。

白川勝彦Web←クリック

また,最近『WiLL』という雑誌で読んだ記事ですが,腰に所謂十徳ナイフをぶら下げていただけで,警察署に連行され,写真・指紋を採られ,ナイフを没収された人がいるらしい。ブロークン・ウィンドウ(Broken window)理論の応用でしょうか?

その記事はネットで紹介されたものです。興味のある人は次のサイトへGO!

My News JAPAN←クリック


国家の罠』という本があります。
かつて外務省のラスプーチンと呼ばれた男・佐藤優が執筆した本です。そのなかで,取り調べ担当の西村検事が「これは国策捜査だ」と述べたことを暴露しています。ムネオ事件に絡み佐藤優氏が逮捕されたのは国策捜査の一環であり,国策捜査が行われる目的は時代のけじめであり,これからは法律の適用基準が変わるのだと,そう言うことらしい。

国策捜査」とは何か。キツネ目の男・宮崎学氏は次のようにまとめています。

その時々の為政者が、それまでの統治の秩序を変更しようとして、旧秩序の中枢を占めた人々の排斥や、あるいはその政治権力に反抗する団体、個人の排除を目的として警察力などを行使すること

なにやらきな臭い話です。

日本国のため,日本人のために統治の秩序を変更するのならばよいのですが,誰が何のために何を目指して変更しようとしているのかがよくわからない。

最近,国民を助けない警察官の話をよく聞きます。はたして日本国・日本人のための警察なのか,あるいは組織のための警察なのか・・・。警察の動向には注目していきたいです。

※参考
【書籍】
真実無罪
特捜検察の闇
国家の罠
公安警察の手口
【動画】
公開シンポジウム『おかしいぞ警察・検察・裁判所』
公開シンポジウム『おかしいぞ警察・検察・裁判所?』