危ないヤツの利点
♯161の「声のでかいヤツが得をする」とも少し似ているのですが,
世の中,危ないヤツのメリットというのも存在しているような気がします。
例えば,世界で一番危ない国はアメリカ。核兵器を実際に人間に対し使ったことがあるアメリカは危なさナンバーワンです。
あの国は何をするかわからない。
その危なさがあるからこそ,他の危ない国も言うことを聞く。
そして,今一般的に危ない国と言われているのが北朝鮮。
あそこもやけくそで何かやりそうだというその危なさにより,
なんとか世界に対する己の存在感をキープしています。
話がかなり変わりますが,ジャズシンガーの綾戸智絵さんはその著書の中で危ない人を演じることによりレイプから逃げることができたというエピソードを紹介しています。
アメリカの危なさはかなり腹立たしいものがありますが,
綾戸さんの場合は生きる知恵が感じられますね。
綾戸さんの場合は捨て身の危なさ,演技としての危なさで,
アメリカは本質的に危ない国と言うことかも知れません。