在日コリアン(2/4追記)

在日コリアンについては私には色々と思うところがあります。
リアルで友人もいたし,ここSayでもマイフレがいます。

さて,最近も在日コリアン絡みのニュースを目にしました。
都の公務員である在日コリアンの女性が,管理職試験の受験を拒否され,それは不当だとして裁判所に訴え出たのです。

一審の東京地裁では「憲法は外国人が国の統治にかかわる公務員に就任することを保障しておらず、制限は適法」として請求は退けられましたが,二審の東京高裁では「外国籍の職員が管理職に昇任する道を一律に閉ざすもので違憲」として原告勝訴の判決となりました。

で,都は上告して,現在は最高裁でこの問題が争われています。
1月26日に判決が言い渡されます。
↓のサイトをチェックしていればその結果がわかるでしょう。
デニズンシップ・ドットネット

現在,地方公務員に外国人を登用することについては自治体によって様々な対応があるようです。そして,今回問題になっている管理職についても,自治体によっては外国人を登用しているところもある。

私としてはそれでいいと思う。自治体の裁量に任せる。東京都の場合は一般職は良くても管理職はダメという立場なのでしょう。それが都の冊子とか何かに明記されているかどうかの問題だと思います。その決まりが明文化されていないにもかかわらず,都が受験を拒否したというのならば,都に手落ちがあります。

私は場合によっては外国人を拒否しても良いと考えます。
国益などとは関係がない自治体レベルならば,住民として外国人が政治に参加しても良いではないかとの意見もあるでしょう。しかし,国益とは完全に離れているという自治体はそうそうない。だから,そのあたりは杓子定規に決めないで,個々の自治体に任せるべき。また,公務員といっても,いろんな職種があるから,職種によって違いがあってもいい。

今回の件で言うと,都を訴えている鄭さんの発言にちょっと気になる部分がありました。「差別が無くなるまで私は戦います」。彼女はそんなことを言っていました。

私は今回のような行政判断を「差別」と言ってしまう在日コリアンの感性が本当の「差別」を生み出しているのではないかと危ぶんでいます。

帰化を拒む数多くの在日コリアン。どうしても日本人になりたくない在日コリアン。その頑なな心が日本人の差別心を増幅させるのです。

外国籍のままで国家公務員になる,外国籍のままで参政権を得る,外国籍のままで総理大臣になる,一体どこまで戦っていくつもりなのでしょう。もうこのくらいにしませんかと言いたい。

ずっと日本で生きていくつもりならば,朝鮮系日本人,韓国系日本人になるべきです。

ちょっと考えていただきたい。もし,日本と韓国,あるいは日本と北朝鮮が戦争を始めたら,在日コリアンはいったいどちらの味方につくのでしょうか?

1988年,レーガン大統領は第二次世界大戦中に強制収容所に送られた日系アメリカ人に対し謝罪・補償をしました。なぜなら,彼らはアメリカ人だったからです。彼らの国籍が日本であったなら,敵国の国民を収容所に収容することはやむを得ない処置であると判断されることでしょう。
国籍とはそういう意味も有しているのです。
全米日系人博物館

地方公務員にしろ,国家公務員にしろ,そういった問題も念頭に置いて考えて欲しい。在日コリアンはどちらの国益を優先させるのかと。

2/4追記
民団の国際局長が次のような談話を発表しました。

最高裁判所は国籍差別を容認する不当な判決で、鄭香均さんの切実な訴えを退けた。現実の実態と国際化の流れに逆行し、日本を愛し日本に定住する在日外国人子弟の期待と夢を踏みにじるもので、断じて容認できない。国籍条項の根拠としている「当然の法理」は法ではない。法によらない不当な国籍差別をはずさない東京都の責任は大きい。

やれやれですねえ。「国籍差別を容認する不当な判決」なんて言っているようじゃ,在日コリアンと日本人の溝は深まるばかりです。「日本を愛し日本に定住する在日外国人子弟」というのも白々しい。鄭さんが一体何を言ったのか,それについてはほっかむり。

情報ソースはこちら
民団新聞