おとぼけ君

詳しいことはわからないけれど,どうやらサッカーワールドカップ予選で日本と北朝鮮がぶつかることになったらしい。

定例記者会見で,細田官房長官がこの件に関し質問されていました。
答えて,曰く
「スポーツと政治は関係ないでしょう」

何をとぼけたことを言っているのでしょうか?
スポーツと政治の間に深い関係があることは疑いの余地がありません。官房長官モスクワ五輪を忘れたのでしょうか。
あれは1980年のことでした。
ソ連アフガニスタン侵攻に抗議するため,アメリカやその子分である我が国日本がモスクワ五輪をボイコットしたのです。
(嗚呼,可哀想なこぐまのミーシャ
で,ソ連はその報復として1984年のロス五輪をボイコットしました。

もはや,スポーツの世界に政治のゴタゴタが入り込んで来ることは誰もが知っていることです。

アジアカップである中国人サポーターが「サッカーは戦争の延長だ」と言いました。さすがにそんな馬鹿な話はありませんが,政治が関わってくることは間違いありません。

とぼけていれば,なんとかやり過ごせると思っている今の日本政府は責任感のかけらもありません。小泉首相も最近はとぼけまくりですね。
ヤレヤレ