ホムピィ1周年記念・オウム真理教

ホムピィ2回目の日記はオウム真理教について書きました。

その内容は,主に密教の怖さについて。
素人は近づくんじゃないと(^^ゞ

オウム真理教は分派はしたもののまだ生き残っているようですね。
やはり密教の持つ魅力にあらがえないようです。

主流としてはアレフがあります。
いちおう,あの事件を反省し,麻原色をちょいと隠して活動している団体。アレフのなかでも麻原をどうとらえるかによって様々な派閥が生まれているようです。

で,最近逮捕者を出したのが反主流派のケロヨンクラブ。通称なのか正式名称かは知りませんが,やっていることと相反する可愛い名前。この団体で死者が出たのは今回で2回目です。前回はバスタブでの水死で,今回は修行と称して竹刀で叩きまくった結果の死亡です。前回は事故死として処理されたようですが,実際には温熱修行をやった為に死亡したらしい。ちなみに前回の死者と今回の死者は姉妹。

ケロヨンクラブはいまだに麻原を崇拝し,肉体的な苦行を重視しているようです。お釈迦さんも最終的には苦行には意味がないと断じましたが,苦行には妖しい魅力があるのも確か。

こぶしを作ってこすって,しばらくして開くと,血流が戻って,手のひらに面白い感覚が広がりますよね。子供の頃,友達同士で遊んだものです。

苦行ってこの延長線上にあると思うのです。今まで知らなかった感覚。酸欠状態で得られる感覚とか,持続する痛みに耐えている内に得られる感覚とか,そういった未知の感覚に魅入られてしまった人があの団体の人々じゃないかと思うのです。ある意味麻薬中毒にも通じるものがあります。もう一度あの感覚を得たい,私は神に一歩近づいた,そんな幻想の中で生きています。


彼らには日常こそが修行の場であることに早く気が付いて欲しい。