ホムピィ1周年記念・イラク問題

記念すべき第1回の日記がイラク問題でした。
今読み返してみると,基本的に考え方に変化はありません。

私はアメリカのイラク攻撃に関しては特に賛成でも反対でもありませんでした。ただ,私がもしイラク人だったら賛成だなと感じていたのです。フセインという独裁者及び小独裁者どもと良好な関係を築いていれば住みやすい国だったでしょうが,一旦関係が崩れると死に直結する非常に住みにくい国でもありました。そんな人の顔色をうかがいビクビクした生活を送るくらいだったら,少々の犠牲が出てもフセインを打倒して欲しい。私がイラク人だったらそう考えたはず。

で,その結果は,フセインを打倒した所までは良かったのですが,その後がいけなかった。アメリカはフセイン打倒後のことまではきちんと計画していなかったようで,パレスチナの二の舞になってしまいました。ひょっとしたら計画通りなのだろうか?火種があれば武器が売れるということで。

現在イラクアメリカと戦っている連中のほとんどはイラク人のことなど眼中にない活動家だと思われます。彼らはイラク人の為ではなく思想の為に戦う非常に迷惑な人々。イラク人の被害者が出れば出るほど思想的には有利になる。だから,敢えて闘いにイラク人を巻き込みます。今後はイラク人自らが彼らに対しNOを突きつけることが必要だと感じます。

ちなみに,私は反米思想の持ち主なので,アメリカの行為を肯定的にとらえているわけではありません。やってることはテロリストといい勝負だし,世界で最も多くの外国人を殺しているのもアメリカです。

「若者が死に,年寄りが語る」

哀れむべき人間の愚行は永遠に続きそうです。



※私は反米思想の持ち主だけど,アメリカ映画は好きです(^^ゞ