クジラの島の少女

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面白かった♪

マオリ族の先祖はクジラに乗ってやって来たらしい。
その伝説の人物の名はパイケア。

マオリ族には日本の天皇家にも似た血統があるようで,
その家系が長きにわたってマオリ族の伝統を守ってきました。
しかし,その家系が途絶える時が来ました。
男の子が生まれないのです。
双子の男の子と女の子が生まれたものの女の子だけが生き残り,
男の子は死んでしまいました。
その女の子の名もパイケア。パイケアのお父さんがそのまたお父さんに反発してあえて付けた名前です。

詳しい内容は控えましょう。
皆さん機会があれば是非見て下さいね♪


この映画,現代は・・・もとい原題は『Whale Rider』と言うようです。要するに「鯨乗り」。『鯨の島の少女』という名前にした担当者の苦労が何となく伝わってきます。『鯨乗り』ではなんだか泥臭い。『ホエールライダー』では軽すぎる。そこで「少女」という言葉を加えてみたのでしょうが,『鯨に乗った少女』では城みちるとか関係ない物が色々頭に浮かんでしまう(笑)苦肉の策で「島」という言葉を入れてみたのでしょう。私だったら,『綱』『絆』『繋がり』など「つな」が一つのテーマになっているからそのあたりの意をくんだ題名をつけるかな。ストレートに『絆』かあるいは『波を編む少女』なんてどうだろう。

しかし,伝統に対し,勝手に自分の解釈を加える人は多いですね。正統な継承者は男子のみってのも多いし,聖書とか教典とかを勝手に解釈している宗教家も数多い。