病気自慢その3(遊走腎)

この病気はその名の通り腎臓が遊走している病気です。
別に腎臓が遊び狂っているのではなく,腎臓が本来の位置で固定されずに変な所に移動してしまっている病気なのです。

私がこの病気に気が付いたのは高校生の頃。なんだか右のお腹に変な塊があるなあと思っていました。指で押すとグルンって位置を移動するものだから面白がってよくいじくっていました。

そして,こいつが腎臓であると判明したのが大学の時。大学の付属病院で見てもらったのです。お腹にゼリーを塗り塗りして超音波でお腹の中を見てもらいました。まるで妊婦のように。するってえと,私の可愛い腎臓ちゃんがその可愛い姿を現しました♪

さて,この遊走腎ですが,果たしてどんな不具合があるのか?また原因は何か?私としては原因はバスケットにあったと思っています。私はやたらにジャンプをするのが好きでよく飛び跳ねていました。中学時代にバスケのリングをつかめましたからかなりの脚力があったのでしょう。しかし,我が腎臓ちゃんはそのパワーに耐えられなかった。繰り返されるジャンプにより腎臓を固定する脂肪組織から引きはがされてしまったようです。

で,その症状ですが,因果関係などはあまりはっきりしないものの,主要なものとしては腰痛が挙げられると思います。腰痛は高校の頃から徐々に悪化していきました。今も慢性的な腰痛を抱えています。あと,激しい運動をしたあとなどは腎臓部(右腹部)がジンジンと痛みます。

しかしまあ,おとなしくしていればそれほどたいした病気ではないので,これから一生,だましだまし使っていくつもりです。

皆さんは自分の腎臓の触感を味わったことはありますか?
( ̄ー ̄)ニヤリ