病気自慢その4(飛蚊症)

飛蚊症とは目の中に異物がありその影が視界の中でゆらゆらとうごめいて見える病気です。

原因ははっきりしています。
顔面骨折をしたあとにこの影が現れるようになったのです。
左の頬骨から目の周囲の骨にかけて骨折した為,
眼球にも出血が及び左目は真っ赤になりました。
おそらくその時の出血が残っていて飛蚊症になったのでしょう。

飛蚊症を持つ者がもっとも苦手なのが雪です。
真っ白い雪を背景とすると飛んでいる異物が際だって見えるのです。
また,きれいな青空にもゴミが飛んでいるように見えます。

それから,異物の影を蝿や蚊と間違え攻撃を加えることもしばしば(^^ゞ

そうそう,この病気を検査した時ちょっと面白い体験をしました。
眼球の中にある水晶体やガラス体をしっかり調べる為には瞳孔を開かせる必要があります。そこで薬により瞳孔を開きっぱなしにさせるのです。
瞳孔が開きっぱなしの世界はすごいですよ〜。光溢れる世界(笑)部屋の中だってまぶしいのですから,太陽が出ている外などはもう天国のような地獄。家に帰るまでがとっても大変でした。すごく危ない人のようにコソコソと光を避けつつ帰りました。