病気自慢その2(神経症いろいろ)

病気自慢その2(神経症いろいろ)

1.赤面症

赤面症は私の人生の方向を決定づけたとも言える長いつきあいの病気です。

赤面症が始まったのはおそらく小学四年生の頃。
きっかけはクラスメイトです。
クラスメイトにすでに赤面症の男がいたのです。
すぐに赤くなることから,彼はみんなにトマトと呼ばれていました。
私は色弱のためか,彼が赤くなると言うことには気が付かず,
まったく気にはならなかった。
しかし,みんなのはやし立てる姿,彼のそれを気にしている姿を見ているうちに,私はいつの間にか彼に感情移入してしまったようなのです。
そして,気が付いたら自分が赤面症になっていた(笑)

赤面症が学校生活を送る上で最も嫌なのが新しいクラスになったときの自己紹介です。自己紹介では100%赤面していたはずです。

私はもともと自己顕示欲も強く目立ちたがり屋だと思うのですが,
赤面症のおかげで自然と思索型の人間に成長していきました。
しかし,内には己の能力を顕示したくて仕方がないといったマグマを秘めておりました。そのまま思索型で行ったらかなりヤバイ人になったかも知れません。

しかし,運の良いことに私はバスケに出会いました。
運動による昇華は非常に役に立ちました。
内なるマグマはどんどん運動エネルギーで消費されて行きました。

また,出会うべくして出会った仏教思想も
私が頭でっかちの怪物になることを防いでくれました。

赤面症の人が集まるサイトがありました。
AppleFace←クリック
オフ会なども催されているようですが,赤面症のオフ会はみんな自己紹介で赤面するのだろうか(笑)


2.強迫神経症

強迫神経症には例えば次のような症状があります。
?外出するときガスの元栓を閉めただろうか気になって仕方がない。
?電車のつり革や公共の場所のドアノブなどが汚らしく見えてさわれない。
?高い所にいると飛び降りてしまうのではないかと不安になる。
?映画館など静かな場所で自分が突然大声を出してしまうのではないかと不安になる。
?机の上に置かれている物など,その配置に異常にこだわる。

私も少し強迫神経症の気があるのです。
最近ヤカンの空沸かしをやらかしてから,ガスにはかなり過敏になってます(^^ゞ

それから,これはほかの病気との複合技なのですが,
例えば,私は電車の中で気分が悪くなり倒れることがしばしばありますが,2回目以降は,また倒れるかもしれないという恐怖が誘因となる場合が多いようです。
また,小学生の時朝礼ではほぼ100%倒れていましたが,
あの時もまた倒れるかもしれないという恐怖が大きかった。
赤面症も一種の強迫神経症と言えるかも知れません。
そうそう,遠足のバスの中での車酔いもまた酔うかもしれないという恐怖がものすごかった。
それが嫌で高校の時などは遠足はさぼってました(^^ゞ

上に挙げたうちの??も軽度ですが少しありますね。


で,現在ですが,赤面症の方は自己紹介をする機会もないので不明です。あと,赤くなっても構わないとかなり開き直っているので特に問題はありません。一時飛び込み営業などという無茶をしたことがあります。やればできるという確認ができました(笑)赤面症は,これからも色々な場面でちょこちょこ出てくることでしょう。
強迫神経症の方も長いお付き合いになりそうです。
またそれも人生♪