声のでかいヤツが得をする

プラザの掲示板にディズニー画像を貼り付けた所,セイクラブからメールが来たとの投稿が出ていました。どんな内容のメールかは詳しく書かれていませんでしたが,恐らく著作権がらみの内容だと思われます。

イクラブは果たしてディズニー画像だけでなく,あらゆる画像のチェックをしているのでしょうか?ディズニーは著作権に厳しいから特にチェックしていると言うことはないのか?

もしそうであるならば,うるさいヤツには特別に配慮すると言うことになるのではないでしょうか。つまり声が大きいヤツが得をすると言うこと。

社会生活を営んでいると,こういった事例には事欠きません。

1.デパートなどの顧客リストではクレームが多い人には印がしてあるそうです。特に丁寧な応対をするようにと。

2.メーカーがいろんなお店に商品を出荷しているとする。その場合,クレームが多いお店の商品は,メーカー側は特に念入りに検品を行います。

3.電気量販店では値引き交渉ができるお店があります。交渉すれば同じ製品でも安く買えます。

クレームを付けない客が悪い,値引き交渉をしない客が悪いとの考え方もありますが,果たして相手によって仕事の質や商品の値段を変える側には問題はないのでしょうか?

声のでかいヤツが得をするという現状を見ながら子供たちは育っていきます。声のでかいヤツに負けてしまう気持ちも分かりますが,もう少し格好付けて欲しいと私は思う。

きれい事じゃあない,世の中はそんなもんだよと,クールに言う人もいるかも知れませんが,「声のでかいヤツが得をする」ということを肯定してしまったら,世の中はより殺伐としてくることでしょう。国民総クレーマーになりかねない。