自然を自分の物にすること

何となく違和感を覚えること。それは持ち家ならぬ持ち山があること。
住宅地などで,人が住めるように整備された土地を買い,それを自分のものとするのは理解できますが,自然にある山を自分のものとすることがよく分からない。

自分の山を持っている人ってたくさんいると思うのだけど,どういったいきさつで自分の山になったのでしょう?
「これは私の山だ!」と言ったもの勝ち?
かつて武力などを背景とし,この山は俺様の物だとか宣言したのかな?

私は全ての物に神が宿るという考え方を信じており,特に山の神様っていると思うのだけど,神様も勝手に自分の物にするなと怒ってないかな?(笑)

将来ホームレスになる確率の高い私としては切実な問題なのです。ホームレスになったら都市部ではなく山にこもろうと思っている私ですが,誰でも受け入れてくれる山はどうも存在していない模様。個人が所有している山だとか国有地だとか。国有地はまだわかるんだけど,なぜ個人が自然にある山を所有できるのだろう?実に不思議です。

国の領土というのもかなりいい加減なもの。日本はなんだかよく分からない岩みたいな島まで自分の領土だと主張しているし,中国はかつて元が侵略した土地が本来の中国の領土だと思っている。