別れの前の最後のアピール
最後の最後に己の存在感をアピールするとは・・・・
前にも書きましたが,私はそろそろ新しい自転車を買う予定です。一昨日自転車屋に電話した所,海外から取り寄せているのではっきりした日にちは言えないけれど,2月中,あるいは3月上旬までには届くということ。
現在乗っている愛車とはあと数日でお別れです。で,この愛車,先月あたりからちょっと調子が悪かったのです。でも,あと1カ月くらい乗るだけだから大丈夫だろうと高をくくって,そのまま乗っていました。たいしたことはないだろうと思って。
ところが,今日何気なく後輪を見てみたところ,たいしたことになってました。スポークが10本ほど折れていたのです(^^ゞ
(^o^)ハッハッハッ,後輪がグラグラと揺れるわけです。
しかし笑ってばかりもいられない。
もうすぐ新車が手に入るとはいえ,まだこの自転車には動いてもらわなくてはなりません。
そこで,先ほど自転車屋に持っていきました。自転車屋のおやじが言うことには,「こりゃ折れてるのだけ換えてもダメだね。新しいスポークを入れたら古いスポークがもたないよ」。
「新しい葡萄酒を古い革袋に入れれば袋は裂ける」ってヤツと同じですね。
で,おいくらですかと聞くと,「五千円くらいかな」と軽く答えるおやじ。
数日後には廃車にしてしまう予定の自転車に五千円かけてスポークを付け換えることになるとは・・・
これはやはり自転車の最後のアピールと見て間違いないでしょう。自分がいかに大切な存在かと。
もう,痛いほど分かりました。きれいなスポークに換えて君を旅立たせてあげましょう。お疲れ様でした。m(__)m
さて,その後私は宝くじを買いました。
塞翁が馬です。悪いことがあったあとには良いことがある!
愛車がくれた幸運をいただきます♪