電車の中での携帯電話

この問題はプラザの討論でもヤフー掲示板でも話題になっていますね。

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何を今更の感があるかも知れませんが自説を1つ♪

この問題にはある種のジェネレーションギャップもあるかも知れません。
それは家庭における電話機が置かれている場所の変遷でもあります。

私が子供の頃は電話機は必ず玄関に置かれているものでした。
だから,家族の誰かに電話がかかってくると,その人は家族の団らんの場である居間を離れ,1人玄関に出て行くのです。

つまり,昔は電話というのは人前でするものではなかったのです。
かなりプライベート性の高い行為。
その会話の内容を聞く事は,家族であっても少し遠慮しなくてはいけないというような暗黙の了解がありました。


電車の中で携帯電話が使われるようになった頃,人々はえも言えぬ違和感を覚えたものです。初期の頃は,比較的裕福なオッサン連中が大声で会話する事に不快感を覚えたものです。しかし,それだけではなかったのです。実は,プライベート性の高い行為を公共の場でやられるという事に対し違和感を覚えたという点も大きいのです。

ネットでは,声の大きさやペースメーカーへの影響で批判される事が多い電車内の携帯電話ですが,本来見えないところでやるはずの行為をみんながいる場所でやっていると言う事に対し,居心地の悪さを感じている人も多いのではないでしょうか。

最近では同種の問題が日々増殖しています。電車内での化粧,食事,濃厚なラブシーンなどなど,プライベート性の高い行為が,どんどん街に出てきています。比較的広い空間ならまだしも,閉鎖的な空間では,その異質さは際だちます。

喫煙もこれと重なる部分があります。


さて,蛇足になりますが,ペースメーカーに関してもちょっと意見があります。

携帯電話はペースメーカーから22センチ以上離していれば大丈夫だという指標があります。実際に大丈夫なのでしょう。ペースメーカーも日々進歩しているし。

しかし,ペースメーカーを使っている人の身になって考えれば,自分の心臓に影響を与える物を他者が持っているかもしれない,自分ではコントロールできない,そういう状況自体がかなり怖い事なんです。命がかかっているんですから。パニック障害という病気も存在するように,物理的な影響よりも精神的な影響が心配されます。着信音が聞こえただけで心臓がドキッとする事も少なくないと思います。


ふ〜,今日も長くなりました(^^ゞ
読んでくれた人,ありがとう♪m(__)m