マスコミの体質変わらず

先日イラクで外務省の職員が殺害されるという事件が発生しました。

事件の概要が出尽くすと,マスコミは犠牲者の人となりをさらし始めました。彼らがどれほど頑張っていたのか,どれほど優秀な人材だったのか。
どこのチャンネルも横並びの報道。

なぜ彼らが生きている時点でこのような報道ができなかったのだろう?
鈴木宗男事件のときは「外務省は伏魔殿」で横並びだったように,
現在は在イラクの外務省職員は素晴らしかったで横並び。

恐らくしばらくしたら,外務省の危機管理はどうなっているんだ
と言う事で横並びになる事でしょう。

マスコミは視聴率が上がると考えられる物しかニュースにしません。
本当に視聴率が上がるのかは怪しいものですが。

もし本当に外務省職員の貢献という物を紹介したいのであれば,
その他のアジア各国やアフリカの現状についても報道してもらいたい。

また,外務省やその外郭団体であるJICAがどのように海外で活動しているか,その賞賛すべき面も,批判すべき面も,幅広く報道してもらいたいものです。

JICAの活動に批判的な意見を読めるサイトをご紹介します。
JICAでは1965年の成立以来,55名の隊員が命を落としているそうです。

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頑張っている人たちの情報も載せておきましょう。中国編です。
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