ユーザー参加型サイト

今移動先選択のため,各所で同じ日記を投稿しています。
ここでも投稿しておきます。


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アバターコミュニティであるSayClub閉鎖につき,いま移動先を探しているわけですが,
「参加型サイト」に人はいったい何を求めているのか,そのあたりに興味が出てきた昨今です。


「インターネット参加型サイト」は大きく2つに分類できます。


1.情報発信タイプ
2.コミュニケーションタイプ


先ずは自分はどちらを求めているのかを見極める必要があります。



実際には,1と2の両方の機能を持っているサイトが多いのですが,例えばブログなどは1の比重が高く,コミュニケーションを求めている人には不向きです。いろんな人と楽しくおしゃべりしたい人がYahoo!ブログなどを始めてしまうのは時間の無駄です。


逆に,情報発信をしたいだけなのに,足跡機能がついているサイトなどを選んでしまうと,人付き合いが忙しくて,記事を書く余裕が無くなってしまうかも知れません。



Yahoo!ブログはブログファンhttp://www.blogfan.org/service/によれば,7月22日のアクティブユーザー数が50807人,つまり1日に50807人が更新をしています。
単純計算すれば,1分間に40人が更新している状況。
自分の書いた記事は,果たして何人の目に止まるでしょうか。
情報発信を目的とする人は,カウンターの伸びで,ある程度満足を得られるかも知れませんが,コミュニケーションを求める人はコメントがつかなければ満足できません。
全くコメントがつかなければ,虚空に向かって叫んでいるようなもので,かなり虚しくなってくることでしょうね。


世の中,ブログやらSNSやらが流行っており,ネットをやる以上は自分もと考え,登録してしまった人も多いかも知れませんが,ネットにコミュニケーションを求める人は,ちょっと考えた方がいい。
コミュニケーションをする上で,別に日記なんて書く必要はないのです。



さて,次にコミュニケーションタイプのサイトを選んだとしましょう。
しかし,この手のサイトもそれぞれ特徴があり,自分にあったものを探す必要があります。
基本的にはコミュニケーション機能に目を向ければいいでしょう。


1.ブログ
2.チャット
3.アバター
4.メール
5.足跡


1.ブログ
コミュニケーションタイプのサイトでも,ブログ機能を充実させている所はたくさんあります。
我がSayClubもそのうちの1つでした。
文字の装飾タグさえ制約を受け,トラックバックもできませんでしたが,
コメントは付けられるし,容量無制限だし,タグを使えば画像も付けられたし,
ブログとしての基本的な機能はそろっていました。
Yahoo!ブログほどユーザー数が多いと,さすがにブログによってコミュニケーションを図るのは至難の業ですが,一日にアップされる記事が1000件以下のサイトであるならば,新着記事が人の目に止まることも多く,ブログを通したコミュニケーションが可能です。


2.チャット
チャットサイトなどはいくらでもありますから,自分が所属するコミュニティ内にチャットが用意されていなくてもたいした問題ではありませんが,コミュニティ内にあればそれに越したことはないですね。チャットが好きな人はやはりチャットを持つサイトを選択するべきでしょう。


3.アバター
特に若い女性にアバターは人気があります。好みは人それぞれで,SayClubやアバタウンのような三頭身の可愛いタイプが好きな人もいれば,カフェスタやみなくるホームのような五頭身の少しおしゃれなタイプが好きな人もいることでしょう。アバター好きにとっては他のコンテンツなどは二の次,先ずは自分好みのアバターで,安くて,いろんな種類を楽しめる,そんなサイトを選択すればいいでしょう。


4.メール
サイト内で使われるメールです。SayClubではメモ,カフェスタではメッセージなどと呼ばれているものです。これもとても便利なツールです。リアルタイムでやりとりするもよし,伝言を残すもよし,二人だけの秘密のやりとりが可能です。


5.足跡
これが楽しくも厄介な機能です。古くはガイアックス系のホームページに登場した自動足跡はいまだに愛されているようで,カフェスタにはこれが用意されています。聞く所によるとmixiにもあるとか。ニンジャツールhttp://www.ninja.co.jp/のようにこっそりとアクセス解析をされるよりはましかも知れませんが,閲覧したことがバレバレなのか何だかこっぱずかしいものです。


もちろん自動足跡ではない,自ら能動的に残す足跡もあります。この機能を愛する人は想像以上に多いです。SayClubでも日記はそれほど書かず,足跡だけでコミュニケーションを楽しんでいる人も多かった。そう,日記を書くことについては向き不向きがあるわけで,誰もが毎日日記を書けるわけではありません。コミュニケーションの前提が日記を書くことにあるサイトでは,足跡好きの人は長続きしません。


アバタウンなどは,まさに足跡好きの人に向いているサイトです。
日記にはコメントが付けられないのですが,足跡好きの人にはかえっていいかも。


対して,カフェスタの足跡は非常に使い勝手が悪いです。基本的に自動足跡なのですが,その都度メッセージを書き込むこともできます。そこまではいい。厄介なのは,どうも一日一人一つしか足跡を残せないようで,再び訪れると,せっかく書いた前の足跡が消えてしまうのです。足跡好きの人にとっては最悪。要するに足跡を使ったコミュニケーションは不可能ということです。カフェスタは他のコミュニケーションツールが充実しているのでそれでもいいかもしれませんが,足跡の必要性を感じません。
足跡とは本来そういう物,来たことがわかればそれでいい,という人がいるかも知れませんが,ちょっとした日常の挨拶をする場というのが案外ないのです。
足跡という機能はひょっとしたらネットコミュニティの核となりうる機能かも知れません。



以上,色々述べてきましたが,要するに,インターネットの参加型サイトに求めるものは人それぞれ,自分にあったものを選んで欲しいということです。
また,人に紹介するときにはそのことを念頭に置いて,「あそこはダメ」とか簡単には言わないこと。
人によって何がツボかは全くわかりません。
そうそう,タグをどれほど使えるかがポイントになる人もいるかも知れませんね。
それからスキンとか。
さらには画像関連に注目する人もいるかな。



では,皆さん,楽しいインターネットライフを♪
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Yahoo!ブログとアバタウンは無反応。
↑にも書いたようにYahoo!ブログは1日に50000人が日記を書いています。他人の日記に構っている場合じゃないですね。

アバタウンは足跡メインのコミュニティと行った感じ。

カフェスタはここのお友達が一緒に移動していることもあり,ここ同様にコメントがついて楽しんでいる所です。