嗚呼,週刊金曜日

私は基本的に右寄り雑誌を愛読していますが,
考え方が偏らないように一応左寄りにも軽く目を通します。
週刊金曜日』もその一つ。

しかし7月6日号のとあるコラムには驚いた。
タイトルは『食肉加工業者の偽装摘発はスケープゴート
いきなり次の言葉から始まります。

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また食肉加工業者が偽装の摘発を受け、ついに廃業に追い
込まれた。がんばってきた田舎の小さな企業が消えていく。
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がんばってきたって(^^ゞ
何にがんばってきたのやら。
スケープゴートとは生け贄の羊。
あの社長はそんな可愛いものではないでしょう。

確かにまだまだ摘発すべき企業はたくさんあるでしょうが,
あの企業が廃業に追い込まれたのは致し方ないこと。

左寄りの連中は巨悪攻撃をライフワークとすることが多いが,
小さな悪は逆に守ろうとする。
規模が小さいと弱者とでも感じるのだろうか?

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今の我が国の農畜産業で、誤魔化しのない農畜産加工食品
などできるはずがない。
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言い切っちゃってます。

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私が言いたいのは、この程度の誤魔化しで小さな会社を倒産
に追い込むこと「だけ」は避けるべきだということだ。
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この程度か〜。
マスコミはあの企業が何をしていたのか逐一伝えました。
その結果,取引先はみんな逃げた。で,廃業。
要するにマスコミはあの企業が何をしていたのか伝えない方が
よかったと言うことか?

日本国の悪事については捏造してまで伝える左翼マスコミ。
どのくらい規模が小さくなれば手心を加えるべきだというのか。



今週号には中国・桂林で元慰安婦を見つけたという記事も出ています。
またもやあの連鎖の始まりです。

4月10日:辻元清美議員が安倍内閣に対し質問主意書を提出。
                  ↓
4月17日:林博史,西野瑠美子,吉見義明,日本外国特派員協会で記者会見を開き,新たに入手した証拠資料を提示し,「狭義の強制性」があることを指摘
                  ↓
4月25日:中国の新華社通信が報道(証拠資料の中に桂林に関する物があった)
      5月25日に続報として林教授のインタビューをのせる。
                  ↓
4月25日:桂林の『桂林日報』も新華社の配信を受けて報道。
                  ↓
桂林の郷土史家が元慰安婦の存在を『桂林日報』に連絡。
                  ↓
5月18日:『桂林晩報』が特集記事を掲載。
                  ↓
6月10日:『週刊金曜日』の記者が桂林をたずねる。

また日本発の反日の始まりです。
歴史的な事実を発掘するのはいい。
しかし,彼らの目的はそんなところにはない。
慰安婦は彼らにとってはただの駒。
「山口光母子殺害事件」の弁護士たちとどうしても重なります。