陰口の作法(再掲)

陰口を言ってはいけない
これは道徳的には反論の余地無く正しいことです。
三省堂ネットには,陰口とは「本人に隠れて言う悪口」と書かれています。
悪口なんだから悪いことに決まっている。

しかし,道徳的には宜しくない行為だとしても,私は陰口って必要悪だと思っています。「水清くして魚棲まず」というように,人間にはドロドロした側面も必要だし,陰口ってある種のガス抜き的な作用もあると思うのです。だから,私は陰口を言うことについては積極的にではないけれど肯定します。

ただ,陰口には作法があります。
本人には絶対にばれてはいけないという事。
完璧に陰で行いましょう。
陰口を言う仲間も厳選し,決して外部には漏れないように。
漏れた場合はもれなくトラブルがついてきます♪

ちょっと浮気に似てる?


【加筆】

三省堂の解説にもとづき,陰口とは「本人に隠れて言う悪口」といちおう定義しましたが,よくよく考えたら,陰口って人によって定義が違う可能性があるかも知れません。

陰口といえば普通は
?バカだとかブスだとかの悪口
?あいつは陰で私のことを悪く言っているなどの想像
などが中心となると思いますが,陰口を言われる方としては,
次の物もまた陰口と感じられると思います。

つまり,
?事実の指摘とその行為に対する批判
です。
私が肯定し,また私自身も行うのがこれです。
これを陰口に含めるかどうかは微妙ですが,
言われる方としては間違いなく陰口と感じることでしょう。

直接指摘してその行為をやめさせる方がいいというのは道理です。
しかし,それを行うにはかなりの根気が必要だし,その根気を発動させる前提としては相手に対するある意味「愛」のような原動力が必要になってくると思うのです。「憎悪」も原動力になりますが,たいてい良い結果は生みません(^^ゞ

残念ながら,私には根気を発動させるだけの「愛」エネルギーはないので,しばしば陰口になってしまいます。ただ,セイクラブにおいては,陰口を言うだけではなく,掲示板やホムピィにおいて,相手を特定せず,一般論として語ることもあります。