いじめと自殺

今テレビが小6少女の自殺について報じていました。

一年前の自殺がなぜ今問題になっているのかとか,詳しいことは全くわからないのですが,報道を見ていると何だからイライラします。

マスコミはなぜああも学校側に「いじめ」が原因だと認定させたがっているのでしょう。「他の要因もあったかもしれない」と言う校長の言葉に対し,なぜあれほどまでに攻撃的なのか。

「いじめだけが原因」になぜそこまでこだわるのか?
「いじめ」なら自殺の動機としては十分であり世間も納得すると言うことでしょうか。

私は「いじめ」と「自殺」が強く結ばれることをとても危惧しています。
私が子供だった30年前にはいじめで自殺する子供は皆無でした。
両者にはほとんど接点がなかった。
それが今はマスコミの宣伝活動により,
「いじめがあったのなら自殺も納得できる」という風潮になっています。

このような世の中では,子供たちは「いじめ」にあうと「自殺」を想起してしまうことでしょう。また「自殺」した子供がみんなに同情されることを今の子は学習しています。

亡くなった子や遺族はかわいそうですが,「自殺」は「いじめ」以上にやってはいけないことだという教育が是非とも必要です。