戸塚宏校長の話にちょっと納得
朝から戸塚宏校長にロングインタビューしている番組がありました。
彼は戸塚ヨットスクールでいわゆる問題児の更生・教育活動を行っていたのですが,行き過ぎた体罰によって死者を出し,刑務所暮らしをしていました。
今日見ていて判った戸塚校長の主張は次の通り。
物事には質と量がある。
「体罰」の質は良い。
しかし,いくら質が良いものでも「量」を間違えると事故が発生する。
生徒が死亡したのはまさにそこに誤りがあった。
「体罰」は教育であり,決して悪いことではないが,
量には気を付けなくてはならない。
なるほど。
非常に解りやすい。
ただ,かつて「量」を間違えたのは取り返しのつかない誤りでした。
更生どころか数人の子供の命を奪うことになったのですから。
このあたりのことを自分自身でどのように総括しているのか,
是非知りたい。
この点をもっとアピールしないと,彼が理想とする教育は世の中に受け入れられることはないでしょう。