里谷多英の独壇場

里谷多英のドクダンバです!


局アナじゃなくて,解説者だからいいけど,ちょっと違和感あり。

独壇場(ドクダンジョウ)はもともと独擅場(ドクセンジョウ)の誤読から生み出された新語。2ちゃんねるの既出(ガイシュツ)に近いか(笑)

でも,ドクダンバはまだ許されてはおりません。

日本語って難しいね〜。



※追記

解説者の言葉でさらに気付いたのは,「大舞台」と「一段階」。
それぞれ,「だいぶたい」と「ひとだんかい」と発音していました。

「大舞台」は本来は「おおぶたい」と読みます。でも,最近では「だいぶたい」でも良くなってきているようです。私個人としては両方音読みにしている「だいぶたい」で特に違和感はありません。「大地震」は「おおじしん」と読むとされ,すっかり矯正されてしまいましたが,こちらも「だいじしん」でいいと思う。

「一段階」は「一段落」と関係がありそう。「一段落」の読みは「いちだんらく」が正しく,「ひとだんらく」は間違い。もっとも,最近では「ひとだんらく」でも許されるようになってきているようです。もともとは「一段落」という語から「ひとまず」とか「ひと息」とかのニュアンスを感じ取り,「ひと」という発音で読んでしまったのでしょう。で,「一段階(ひとだんかい)」は単に「一段落」の影響で生まれた読み方だと私は見ております。これらの読み方は「訓読み+音読み」の構造なので,私としてはしっくり来ない。いわゆる湯桶読みというやつです。

※おまけ

私がなかなか憶えられないのが「居丈高」の読み方。
正解は「いたけだか」。全部訓読みなんですね〜。