電車ナイト

今日は予告通り中華街に行って来ました。
町田から中華街まではまずは横浜線に乗ります。
駅前探検倶楽部を見て,9:11の快速に乗ることに決定。15分ほど前にホームに着いてみると,なにやら凄い人の群。平日の9時ってこんなに人が多いものだろうかと訝しく思っていると,「普通」が入ってきました。
「もしや人身事故?」
これは乗れる時に乗ってしまった方がいいな判断し,快速を待たずに「普通」に乗り込みました。
この判断がのちに命運を分けることに・・・。

って,そんなオーバーな話じゃないです。先にいっときますけど。(^o^)ハハハ

恐らくダイヤの乱れがあったのでしょう。止まる駅止まる駅で大量の人が乗り込んできます。
電車に不慣れな私は,反対側のドア付近に陣取っていました。
このポイントって,入ってくる人々の圧力をもろに受ける場所だったんですね。

私とドアの間にはうら若き乙女。この乙女を圧迫死させてはならぬと私はドアに手をつき踏ん張る。
腕をプルプル震わしながらも踏ん張る。
「お嬢さん,安心しなさい。君はおじさんが守ってあげるからね」
とレット・バトラーばりに踏ん張る。

ふと,乙女の横を見ると妙齢の女性が。
彼女には太ったオッサンの背中が密着し,圧迫!圧迫!
咳き込む女性。
こんなところでは死ねない!
死を予感した女性は生存本能でじりじりと私と乙女の方向に活路を見いだそうとするが,
半端じゃない圧力がかかっている車内ではほとんど身動きが取れず,
電車が揺れるたびにオッサンは容赦なく背中を押しつけてくる。
「ぎゅ〜」
「すまない,2人は守れない」
私は,ただただ,彼女の命の炎が燃え尽きないよう祈るのみ。

「中山〜,中山〜」

「降ります!降ります!降ります!」

たぶん,本来降りる駅ではなかったのでしょう。
でも,命には代えられません。
彼女は無事タイタニック号からの脱出に成功しました。

生きているって素晴らしいですね♪