騒音オバサン

新たな騒音オバサンが発掘されました。
騒音オバサンキャンペーン中ってな勢いで昨日から放送しまくり。
モザイク無しで顔も出ています。

騒音オバサンは一戸建てに住んでいます。一人暮らし。
数年前に庭の方向にアパートが建ちました。
間に道があるわけでなく,かなり近いところに建っています。
騒音オバサンの苦情によって,アパート側は換気扇に排気ダクトを付けたり,オバサンの家とアパートの間に防音壁を作ったりと,それなりの対応をしてきました。

でも,騒音オバサンはおさまらない。
換気扇から臭い匂いが出てくるとか,深夜まで起きていてうるさいしまぶしい等々,文句を言いまくっています。

その文句の言い方が半端じゃない。
朝の5持くらいから防音壁をフライパンでガンガン叩きまくり,
ラジカセをアパートに向け大音量でラジオを流しっぱなし。
アパートの住人は疲れ切っています。
妊娠している女性は胎児に悪いと実家に帰り,
一人暮らしの女性は電気を付けずに暮らしています。

どう考えても悪いのは騒音オバサン。

でも,アパートとオバサンの家をながめていると,私は何だかオバサンに同情してしまうのです。

アパートが建つ前は,縁側に座って,のんびりと夕焼けなんかを見ていたんだろうな〜とか,子供達が独立する前は,この庭でスイカとか食べたんだろうな〜とか。きっと,この庭には楽しかった昔の思い出がいっぱいつまっていると思うのです。それが今や,ひとりぼっちの生活で,しかも目の前に壁のようにアパートが建っている。昔なら青空に向かって心を飛び立たせることかできただろうに,今は密閉された空間で生きざるを得ない状態。

オバサンはたぶん心の病気にかかっているのです。
アパートに住む子供達が遊びに行ってあげるだけで状況は全然違っていたかも知れません。

ってなことを,夜勤明けにボーっとしながら考えておりました。

では,皆さん,お休みなさい。m(__)m