離婚した夫婦のドキュメンタリー映画

『サオヤの月』という映画です。

映画に携わっていた元夫は協議離婚ののち,さおだけ屋として全国を転々とします。しかし,彼は旅をしながら,もう一度元妻としっかり向き合ってみようと考えました。

そして,向き合うための小道具として彼はカメラを選んだ。カメラを通す事により素直になれると考えたのか,それとも映画作りという言い訳をお互いに必要としていたのか。この映画はそんなヘンテコな映画なのです。

カメラを通すことにより,夫婦とは何か,家族とは何か,果たして見えてくるのか?興味のある人は映画館まで足を運んで下さい。ビデオにはなりそうもないし(^^ゞ

ちなみにオフィシャルサイトには掲示板があり,元夫や元妻も書き込みをしています。映画を撮ったあとの状況も何となく伝わってきます。元妻はブログ日記も付けており,そちらでは映画のことを考えると気持ちが悪くなるとも書かれています。

何だか不思議な世界ですね。
非常にプライベート性の高いことが映画で描かれ,その後日談まで,我々は知ることができるのです。今現在続く現実のドラマを赤の他人がみることができる世界です。

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