嗚呼,オランダ人

オランダってのは何だかとっても不思議な国です。
ヨーロッパにあって,一人強烈な個性を放っています。

特に有名なのが,普通の国では違法になっている事の合法化。
どんなのが合法かといえば,マリファナの吸引,売春,安楽死,同性の結婚などがあります。

マリファナに関しては,闇社会の収入源になるよりも,大っぴらにしてしっかり管理した方がいいとの考えらしい。売春・安楽死・同性の結婚に関しては個人の意思というものを最大限尊重しようとしているのでしょう。売春の場合はマリファナと同様,闇社会と分離する意味もあるでしょうね。

そして,オランダに関して実に不思議なのは,何だか周辺国から馬鹿にされているような所があること。
ダッチロールとかダッチワイフとか,オランダを意味するダッチを冠した言葉にはろくな言葉がありません。どうもこれはイギリスの嫌がらせのようです。大航海時代のライバルに何か怨みでもあるのでしょうか。

それから,Dutch treat とか go Dutch とか割り勘を意味する言葉にもダッチが付いています。割り勘はオランダ式の支払い方法だと言うことですね。つまり,オランダ人はヨーロッパではケチというイメージがあるようなんです。

だから次のような小話も生まれます。

ある時オランダ人の老夫婦がレストランへ行った。二人はそれぞれスープをオーダーし、ウェイターは注文通りの品を運んできたのだが、どういうわけか男性の方が手をつけない。不審に思ったウェイターは何かスープに問題があるのかと尋ねたところ、夫人がスープを食べ終わるのを待っているとのことである。そこでさらに、どうして待っているのかと尋ねるに、入れ歯を貸してもらうためだという。このページより拝借

ついでに言うと,ベルギー人はアホというイメージがあるとか。
↑と同じサイトから引用します。

ある時、ベルギー人の四人組が丸テーブルを囲んで談笑していた。すると、突然頭上のランプが消えてしまった。仕方がないので、電球を交換しようと一人がテーブルに上がり、切れた電球を握ったところ、残りの三人がおもむろに丸テーブルを持ち上げてグルグルと回り始めたとのことである。ベルギー流電球交換の方法だそうである。


次のサイトでもオランダ人に関する小話が色々出ています。

オランダサッカーの世界へようこそ

どうもこの2国はお互いに悪口を言い合っているようです(笑)

なぜオランダ人が周辺国から馬鹿にされなくてはならないのか,なぜオランダ政府は大胆な政策が実現できるのか,時間があればじっくり調べてみたいです。