日本には普通じゃない国になって欲しい

最近「未来研事務局」というクラブに加入しました。
たしかpiyoさんの「日本を素敵な国にしたい」という思いから始まったクラブ。最近はそこで大いに語っております。

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で，国家について，あちらでスレッドを立てようと思ったのですが，ここのところ語りすぎているので，こちらで語ることにしました（笑）

私は国家について次のような認識を持っています。

国家とは「良いこと」をすることを目的とした組織ではありません。普通の国家は「良い」「悪い」ではなく自国つまり国民にとって利益となるかどうかを基準にして動きます。

口ではどんなきれい事を言おうと，やってることは自国の利益を考えたことばかり。その最たる例がアメリカという国です。インディアンの土地を奪い，アフリカ人を奴隷にし，日本に原爆を落とし，ベトナム以降世界各地で大量殺人をくり返しています。人間だったら，凶悪な犯罪者です。でも，国家だから，国民の利害に一致さえすれば，どんな猟奇殺人を犯そうがOK。

もちろん，アメリカだけじゃありません。フランスなどはよくアメリカの「悪」を批判しますが，自分が武器を輸出していることは棚に上げています。中国もまた同じ。

国家という組織にとって，道義とか倫理などの言葉は外交で利用するだけの言葉で，住む世界が違う言葉です。「道義を大切にする国家」は「偽装結婚している同性愛者」のようなもの。


さて，日本もそういった「普通の国」になるべきでしょうか。
私はそうは思わない。是非とも「普通じゃない国」になって欲しい。
もちろん国民の利益を最優先しなけりゃ国家を作っている意味はありませんが，国民の利益を保持しつつ「善」を追求する道もあるはず。

「善」を追求する国家。面白くないですか。
たぶん，世界中の国を敵に回すことになると思いますが，
インターネットが発達している現在，案外世界中に散らばる「善」を希求する人々を味方につけることができるかもしれない。

日本には，そういったバカをやって欲しい。
あの時みたいに。