メタモルフォーゼ

メタモルフォーゼとは

『類語国語辞典』:変形。変身。ギリシャローマ神話以来のもので,芸術的な想像力の表現とみられる。

新明解国語辞典』:外形・性質・状態の完全な変化。〔狭義では,伝統にとらわれない,全く新しい発想に基づく芸術の形態を指す〕


という意味らしい。

今回は単に「変身」「変化」という意味で話を進めたい。

【外形の変身】
スーパーマンスパイダーマン,マイケルジャクソン

【性質の変身】
切れる,火事場の馬鹿力,多重人格,ジキルとハイド,里谷多英

【外形と性質の変身】
スーパーサイア人,超人ハルクウルトラマンデビルマン,羽化,大魔神

【外形の変身】で挙げたスパイダーマンとスーパーマンは人間としての生活を大切にするためコスチュームをまといます。変身後の自分を普段は隠しておきたい。マイケルジャクソンの場合は,元の自分に満足しきれず,次々と変身を繰り返す。

【性質の変身】はラジオのチューニングのように,線路の切り替えのように,プツッと性質が切り替わる。里谷多英の場合はわからないけど(笑)

【外形と性質の変身】は「変身」の王道。このうち超人ハルクウルトラマンデビルマンスパイダーマンとスーパーマンに似たところがあり,両者が同一人物であることを隠したいと思っています。


はい,そこのあなたが気が付いたように,このお話しをSayClubにつなげていきます♪( ̄ー ̄)ニヤリ

そう,人はなぜSayClubでセカンドを作るのか。
その理由について考えてみたい。

たいていのセカンドは【外形の変身】を遂げています。
しかし,多くの場合,本人が求めているのは実は【性質の変身】。
ぶち切れた自分への憧れ。
理性なんて糞食らえ。言いたいことを言ってやる。

そのイメージするところはスーパーサイア人や超人ハルクに近いかも知れませんが,アバターを換えたところで本人の性質には変化はなく,パワーアップもしないのが現実。残念。

ファーストの時はセカンドを隠し,セカンドの時はファーストを隠す。
本人の性質には変化がない。
これはスーパーマンスパイダーマンによく似ています。

中にはファーストに戻ることなくマイケルジャクソンのように変化し続けている人もいるようです。いつになったら現状に満足出来るのようになるのでしょうね。