カーーーット!はいそこ,死んでない!

今日見た映画はアート・オブ・ウォー
ブレイド』で有名なウェズリー・スナイプスが主演です。

ショーは国連の闇部隊のボス。
国連の利益を守るために様々な汚れ仕事をしています。
(本人は世界平和のための仕事だと思っているんですけどね)

で,この闇部隊の今回の仕事が中国実業界の大物の内部情報を探るという内容だったため中国マフィアと敵対関係になってしまいます。
チームの仲間たちは次々と殺され,ショーはFBIから終われる身に。


さて,タイトルに戻ります♪

仲間が殺される場面ですごく気になるところがあるのですよ。
ショーは仲間の死を確認すると,肩を落として去っていきます。
でも,その死体の首のあたりをみると,

ピクッ ピクッ ピクッ

と,頸動脈が元気に拍動しているのです。

この人,死んでませ〜ん!

さらに,だめ押し。
画面の下方に死体のアップ,上方(死体の向こう側)にショーが去っていく情景が映し出されます。途中でショーが止まり,敵に銃弾を一発浴びせます。「バンッ!」
すると,あろうことか,その音に驚いて,死体がビクッて動くんです。

ショー,あんたの仲間まだ生きてる!


私は映画で死体が出てくると,必ず頸動脈をチェックしてしまいます。かなりの高確率で頸動脈は動いています。頸動脈の拍動は,男なら,のど仏の上縁を外に4〜5?ほど行ったところで確認できます。個人差はありますが,たいていの人はその拍動を目で見ることができる。後,ビクッとするときは首筋の筋肉が収縮しやすい。首の横から前に斜めに走っている筋肉です。

このチェックは,面白いけど,映画を台無しにする可能性があるので,あまりやらないほうがいいかも。(^o^)ハハハ