人は食べなくても生きていける

んな,ばかな!

これが正常な反応でしょう。
しかし,食べないことを実践している人がいるらしい。

『人は食べなくても生きられる』
この本を書いた山田鷹夫さんがその人。
ちなみにズートルビの人じゃありません。知らないって?

トンデモ本だと一笑にふすこともできますが,
それなりの説得力があるから面白い。
おそらく,現代人の食に対する罪悪感が,
こういった説を受け入れる下地となるのでしょうね。

食べなくても生きられるという主張に対し,一番大きな疑問は,やはりどうやって細胞を維持するのかと言うこと。栄養素はどうなっているのかと。私はこの本を読んでいないのではっきりしたことは言えませんが,おそらく,空気と光と水+αにより肉体は維持できると主張していると思われます。

確かにビタミンDなど光の関与によって体内で合成できる栄養素もありますが,タンパク質などはどうなるのでしょう?+αがポイントになるのかな?

パッと見たところ,山田氏は今のところこれをビジネスにしようともくろんでいる様子はありません。何しろ食べないんだから,怪しげなサプリメントも売れませんし(笑)今後の経過を見守りたいと思います。

※参考サイト
不食実験
間違いだらけの健康常識