アラファトって一体何だったのか

パレスチナのボス・アラファトが死去しました。
彼の人生って一体何だったんだろう,何を思って行動していたのだろう?
今もってわからない。

私は中国でPLOに所属している若者たちに出会いました。
中国とPLOの関係は良好らしく,PLOで何らかの催し物が有ると,学校からはバスが出るほどでした。

彼らはアラファトについて目をキラキラさせながら語ったものです。アラファトは素晴らしい人だ,我々は心から彼を愛していると。

しかし,私自身はどうもアラファトという人間は信じられなかった。
その不信感をさらに強くさせたのが1990年の結婚。
アラファトが62歳の時で,妻は28才,しかもキリスト教徒。
ただのスケベオヤジかとガッカリしました。

そして1994年,イスラエルとの関係を改善し,パレスチナ自治政府を組織し,ノーベル平和賞まで受賞した。この時多くのパレスチナ人がアラファトを見限ったと思っていたのですが,どうなんでしょう。
またPLOの友人たちに会えるものなら是非聞いてみたい。

で,今回知ったのはアラファトの資産。5000億円もあるらしい。
う〜む,どうも引っかかる。アラファトは元々資産家で自己の資産を投げ打ってパレスチナ人の為に活動したと言うことだけど,これだけ資産が残っているのってどういう事なんでしょう。この資産を使えば現在もまともな生活ができないパレスチナ人を助けてあげることができるような気がするのですが。

アラファト・・・最後まで謎です。