R:著作権について

プラザのフリートークで返信しようと思ったのですが,
やっぱりやめました。
で,こちらで廃物利用することにしました。
こちらでは何度も書いてる内容なんですけどね(^^ゞ



著作権はどこかに届け出をして取得するような物ではなく,
著作物を制作した制作者なら誰にでも与えられる権利です。
ただ,著作権は譲渡や委託もできるので,著作権を持っているのは
必ずしも制作者とは限りませんが。

したがって,ここSayclubで投稿した文章やイラストなどにも勿論著作権はあります。○○さんの書いた文章にも著作権はあるのです。
イクラブのお知らせでは,著作権違反のおそれがある例として
「流行の曲をホムピィで流す」ことを挙げていますが,
著作権は流行ってない曲にもしっかりあります。

それから,他人の文章を載せる場合は「引用」という方法を使えば著作権に抵触しません。「引用」する場合は,「引用」にはどのような条件があるのかをしっかり確認してから行った方が良いですね。例えば,引用の際には引用元を明記するのは常識です。


話は少しずれますが,Sayclubでの投稿について,
サービス利用規約に次のように書かれています。

第5章 投稿・書き込みについて
会員は、本規約記載事項を遵守した上で投稿・書き込みをすることができます。ただし、SayClubの各サービスにおいて会員が書き込んだ内容に関しては書き込んだ会員が一切の責任を負うこととし、弊社はこれに関して一切責任を負わないものとします。
会員がSayClubを利用したことにより第三者との間に紛争が生じた場合、かかる問題がSayClubの運営に関する弊社の故意または重過失に直接起因する場合を除き、会員は自己の責任と費用をもってかかる紛争の一切を解決するものとし、当サイトには何等の迷惑も損害も及ぼしてはならないものとします。会員が本規約に違反して弊社に損害を及ぼした場合、弊社は当該会員に対し、被った損害の賠償を請求できるものとします。


第6章 知的財産権
利用者および会員の投稿・書き込み等によってSayClubにおいて掲示・表示される内容に関する著作権については、投稿・書き込みが弊社の情報処理装置に届いた時点で、利用者および会員は、弊社に対して、当該投稿・書き込みを日本の国内外において無償で非独占的に使用する(複製、公衆送信可能化、公開、送信、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案、編集を含む)権利を許諾(再許諾権を含む)したものとします。また、利用者および会員は、投稿・書き込みについて著作者人格権を行使しないものとします。利用者および会員は、本規約において認められる範囲以外で他の会員の投稿・書き込み内容を複写したり利用したりすることはできません。
利用者および会員は、SayClubのサイトに掲示・表示されるいかなるコンテンツをもSayClubにおける使用のため以外の目的で複写しまたは利用してはならないものとします。ただし、利用者および会員は当サイトを通じて入手した他の利用者および会員による投稿・書き込みを、Sayclubでの投稿・書き込みのために複製し利用することができます。しかし、利用者および会員は、第三者への提供のためにかかるコンテンツを複製し、頒布し、送信し、または他のホームページ・Webサイト等にアップロードしもしくは使用することはできません。


第5章と第6章の前半を見ると,投稿した著作物(文章やイラスト)の内容に関しては投稿した本人にしっかり責任を負ってもらうが,その著作物(文章やイラスト)の使用に関してはSayclubが自由に使える物として許諾してもらってますからね,と言ったようなことが書かれています。つまり,Sayclubがどこかで我々の投稿を無断使用したとしても文句が言えないのです。なかなか商売上手ですね(笑)

第6章の後半を見ると,セイクラブ内であるならば他の人の投稿内容を複製・利用してもいいって書いてありますね。これは,今日始めて確認しました。ある意味凄いことが書かれています。相手の許可の有無については言及されていませんからね。おそらく引用レベルの話だとは思うのですが。

著作権の特徴について一つ挙げておくと,著作権の侵害は親告罪というものになります。親告罪って何かというと,訴えることができるのは著作権者だけだと言うこと。第三者は訴えることはできません。
だから,セイクラブで著作権侵害を見つけた時は,
その人に直接注意するのではなく,著作権者あるいはセイクラブ管理者に連絡する方がよいでしょう。友達なら直接注意しても良いけれど。

さらに,他人の著作物を自分の著作物として公開するのは「盗作」と言います。こちらはより罪が重く,第三者でも訴えることができます。
ただ,直接注意するにしても,充分な確認をとってからにしましょう。

ついでにいうと,音楽著作権に関しては有名どころの楽曲はそのほとんどがJASRACに委託されています。CJ放送でCDを使うとなると,レコード会社や演奏家の持っている著作隣接権なども絡んでくるので,先ず許可を取ることは不可能でしょう。CJ放送では著作権を侵害しないように気をつけましょう。