原爆の日

今日は56回目の原爆の日だそうです。
先ほどテレビを見ていて知りました(^^ゞ

で,以前「討論」で出ていた在外被爆者のことを思い出しました。
現在はどうなっているのだろう?
ちなみに在外被爆者とは,広島や長崎で被爆したんだけど,
今現在は外国で暮らしている人のことです。
韓国人,北朝鮮人に多いようです。

ポイントは在外被爆者の補償問題です。
在外被爆者が補償を受けられるか否か,
まずは被爆者だと認定されるかどうかというハードルがあります。

では,「討論」では問題提起した人のレスも付かず寂しい思いをしたので,あの時書いた内容をここに再録します♪

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
概要を知るにはこのページが便利です。
すべての在外被爆者救済を←クリック

なるほど,これまでは被爆者手帳をもっていても,
いったん海外に出てしまうと,それは効力を失い,
健康管理手当の支給を受けられなかったのですね。

それが,2002年12月5日の大阪高裁の判決により,
外国にいても,被爆者手帳をもっていれば,
つまり被爆者として認定されていれば,
健康管理手当を支給されるようになった。
郭氏裁判←クリック
坂口厚生労働大臣コメント←クリック
在外被爆者への手当支給についてのQ&A←クリック

今後の課題は日本に来ることができない人にどのように対応するかと言うことですね。
被爆者認定を行うのは都道府県及び広島市長崎市です。
広島市のページを見れば分かるように,認定のための渡航費用は負担されるようです。
広島市在外被爆者支援事業のご案内←クリック
しかし,被爆者の高齢化,あるいは病状の悪化により,
認定を受けたくても,日本に来ることができない人もたくさんいるのが頭の痛いところ。

国外において被爆者認定を受けられるようになるのだろうか?
被爆者認定自体かなり難しい作業とのことです。
日本においてさえも,多くの人が被爆者認定を受けられず,裁判を起こしているようです。
日本被団協←クリック
東京おりづるネット←クリック

さて,花梨さんの問いかけ,政府の対応をどう思うかについてですが,
現状認識でいっぱいいっぱいで,どういえばいいか悩むところです(^^ゞ
とりあえず,問題点が明確になり,良い方向には向かっていると思います。
具体案としては,原爆症か診断が出来るかどうかは分からないけれど,
まずは医師団を派遣することから始めたらいいのではないかと思います。
その道の専門家を被害を訴えている患者さんのもとに派遣する。
その行為一つで,被害に苦しんでいる人の心は慰められるんじゃないかな?

※私はこの問題について詳しくないので,
 用語など,間違って使っている部分があるかも知れません。
 その点,割り引いてお読み下さい。m(__)m
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★