ハレの舞台・2ちゃんねる

彼の地では正義感にもとづき他者を非難・攻撃している人が多い。

2ちゃんは特別な場所。

彼らにはおそらくそういった共通認識がある。
そこで「祭り」という言葉も生まれた。

「祭り」だから,「無礼講」だから。

特別な場所,特別なイベントであることを免罪符にして他者を攻撃し続ける。

かつて民俗学者柳田國男は日本人の世界観をハレとケという言葉で表した。
ハレは非日常,ケは日常。
ハレの日には日本人ははじけてしまう。
今日は無礼講だと。

ハレはケガレを浄化するために存在するという説がある。

では,ハレが日常化してしまったらどうなるか?
ケガレを探し続けることになるだろう。