それ見たことか

と思っている人もいることでしょう。

難病を抱える子供のための募金活動で詐欺事件が起こりました。

海外で臓器移植を受けるためには億単位の費用が必要。
そのための募金活動です。
これまで数多くの「○○ちゃんを救う会」が活動してきました。
これを「死ぬ死ぬ詐欺」などと揶揄する人もいましたが,
私はおおむねこういった活動を肯定的にとらえてきたし,
今もその考えに変わりはありません。
※詳しくは日記♯676を見てください。

今回の詐欺は非常に憤りを覚えますが,
詐欺はいつか露見するものです。
寄付を募る人も,寄付をする人も,
双方が慎重に行えば何の問題もありません。

例えば,誰か1人が,入院先の病院に確認の電話を入れるだけで事足ります。「難病の○○ちゃんが入院していますか?募金活動が行われているのです?」と。
今回の件では入院先とされていた病院がHPでコメントを出しています。
埼玉医科大学国際医療センター
「鎌田治(おさむ)ちゃんを救う会」での募金活動について:当院においてこの患者さんを診療した事実は確認できません(平成19年10月10日掲載)

今回の事件で「それ見たことか」的意見が強くなると思われます。
募金活動冬の時代です。
しかし,こういった活動に携わる人が,
より慎重に,より誠実に対応すれば,きっと乗り切れるはず。
活動を恥じることなく,子供の命を救って欲しいと思います。

※参考サイト
「救う会」について考えるブログ
まとめサイト