イ・ビョンホン問題のその後

朝鮮日報が「お詫び」記事を出しました。

朝鮮日報

BHエンタテインメントから写真を受け取っただけだと開き直ることなく,
「誤った写真を掲載したこと、写真のチェック体制に不備があったこと」に関し,明確にお詫びをしている点が評価できます。

一方,当事者であるBHエンタテインメントの正式な「お詫び」はまだ出ていないようです。「説明」は出ましたけど。

副社長のソン・ワンモ氏は週刊新潮の取材に対し,問題の件はBHの一社員が勝手に行ったものとしながら,次のように語っています。

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「本当にあってはならないことで、日本国民の皆さんに申し訳なく思います」

日本武道館に日の丸が常に掲げられていると知らなかったその社員は、イベント用に飾られたものかと思い、日韓両方の国旗があるべきなのに、なぜ日本の国旗だけなのか不思議に思った。それなら両方ない方がいいだろう、国旗を白い旗に見せてしまえばおかしくないだろうと訂正してしまったとのことです」
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最初のお詫びはいいとして(ファンサイトなどで明確にお詫びをすべきですが),あとに続く発言がいけません。副社長ともあろうものが一社員のメッセンジャーボーイになっているだけではダメ。

「日韓両方の国旗があるべき」という考え方がまずおかしい。
日韓友好のイベントであるならば日韓両方の国旗があった方がいいでしょうが,今回はそのようなイベントではありませんでした。

「不思議に思った」のならば確認するのが「仕事」というものです。
何で日本の国旗が写っているのか,日本に問い合わせの電話一本入れるだけで状況は分かったはず。

「訂正」という言葉は週刊新潮の翻訳の可能性もありますが,この言葉には,誤りを正しく直すという意味があります。ここで使う言葉ではありません。


今後出されるはずの「お詫び」発言に注目したいところです。