溺れる犬を棒で叩く
石景山游楽園問題以降,テレビは味を占めたのか,
中国バッシングネタが増えているようです。
1.動物に着色
白馬をシマウマにしたり,サルをカラフルに染め上げたり,色々しているらしい。
これはどうかな〜。イカンといえばイカンけど,日本でも着色されたひよことかよく縁日で見たし,あまり中国を非難する気になれない。なめネコブームなんてのもあったけど,あれとも似ているかな。人間が楽しむために動物でどこまで遊んで良いかという問題。
2.食べる
動物園がクジャクとラクダをお客に振る舞ったというニュース。
これはどの辺に問題があるのかよくわからない。
どちらかというと,「美味しいのか?」という方に興味が。
動物園は動物愛護を推進する場だからダメという主張もあるようですが,そもそも動物園の存在自体,動物愛護とはちょっと違う。
私としては動物園とは単に「動物を知る場」で良いと思う。
ペットショップが犬ナベを振る舞ったらさすがに私も引きますが(^^ゞ
3.生きた牛をトラに食べさせる
中国では動物園が残酷なショーを売り物にしているとか。
ここで,闘牛,闘犬,ハブvsマングースの話を出すと,それは文化だ,中国のショーとは違うという人がいることでしょう。
私も闘牛,闘犬などを否定する気は毛頭ありません。人間が楽しむためなら動物を犠牲にするのもありと私は考えています。
しかし,「自然」という観点から見れば,生きた牛をトラに与える方が,よりまともなような感じがします。
トラを野生に戻すための訓練かどうかは知りませんが,トラという生き物のためには,生きた動物を捕らえて食べるという行為はたぶんかなりプラスになると思う。ストレス解消にもなるだろうし。
これをショーとして見せ物にすることについては私の考えはまとまらないのですが,学術的な解説を添えながらの見学であれば,とても有意義なショーになるのではないかな〜って気がします。