耳が聞こえない理髪師さん

近所の床屋さんでは,聴覚障害をもつ男性が働いています。
私は最近そこがお気に入り。

今までは一番近くて理髪用の椅子が3つある(あまり待たずに済む)お店に通っていたのですが,そのお店はカット料金がかなり高かった。3500円(ひげそり・洗髪込み)。おまけにマスターがおしゃべり(笑)

最近行っているお店はカット料金がたったの1800円!
ひげそり・洗髪をしても2000円で足りてしまいます。

これは大きな魅力。

私は元もとおしゃれじゃないし,髪型に問題があれば,
家で手直しすれば済みます。
早く今のお店に変えておけば良かった♪


さて,聴覚障害がある理髪師さんです。

彼はいわば見習いのような存在。
客がボスにどのように切って欲しいかを伝えると,
ボスが手話で見習い理髪師にその内容を伝えるというシステム。

理髪が始まるとボスはどこかに消えるか新聞を読むかという感じで,彼の仕事にはいっさいタッチしません。客が何かしゃべったら,恐らく出てきてフォローするのでしょう。

しかし,私は自分から話しをすることはないので,ボスの出番はありません。元もとおしゃべりな理髪師はあまり好きではないので,私にとってはとても心安らぐ時間となっています。

彼もいつか独立する日が来るかも知れません。
ボスがいなくても,筆談で充分伝わるし,今後は髪型を書いたカードを使うなど,いろいろと工夫する余地もありそう。

ちなみに今日は帰ってきてから「もみあげ」を自分で切りました。
ボサッとして長すぎたんです(笑)
このくらいのことはたぶんジェスチャーで伝えることはできたでしょうね。
次回はちょっと交流してみようかな♪