アメリカの教科書にも南京大虐殺が!?

先ずはANNニュースからの引用です。

アメリカでも教科書問題です。カリフォルニア州の議会で、旧日本軍によるアジアでの戦争被害を歴史教科書に掲載する法案が、在米中国人が作る反日団体の後押しで成立目前となっています。

 22日、カリフォルニア州下院の教育委員会を通過したこの教科書法案には、「第二次大戦でのアジアの人々の被害を掲載する」とだけ書かれています。法案を提出した上院議員は「日本を狙った法案ではない」としていますが、「カリフォルニアの教科書には、1937年に南京で起きたことが書かれていない」と主張しています。一方で、この法案は、日本の常任理事国入り反対の署名活動を行った在米の中国人を中心とした団体の強い後押しを受けています。彼らの活動が中国本土に飛び火した結果、反日デモの呼び水となったともいわれています。
 今年2月に提出されたこの法案は、反対する議員がほとんどいないため、議会通過は確実で、シュワルツェネッガー知事の承認さえ受ければ、来年から発効することになります。


すぐにリンク切れになると思いますがいちおう動画が載っている頁を記しておきます。
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ABCニュースの国際欄にも動画があります。たぶん明日消える。
ABCニュース←クリック


さて,カリフォルニアでは一体何が起きているのでしょう。

アイリス・チャンって聞いたことがありますか?『The Rape of Nanking』という日本軍の南京大虐殺を告発する本を書いた人です。彼女は去年自殺してしまったのですが,アメリカ人に与えた影響は非常に大きかった。彼女がこの本の中で書いたこと,そして掲載した写真が全て真実だと信じてしまったアメリカ人は多かったのです。
アイリス・チャンのインタビュー

そのアイリス・チャンを陰で支えた組織,人物がいます。
中国系市民団体「抗日戦争史実維護会」の発起人イグネイシアス・ディン氏とカリフォルニア大学バークレー少数民族学部教授のリンチ・ワン氏です。それから対日賠償訴訟の中心人物バリー・フィッシャー弁護士もキーパーソン。

「抗日戦争史実維護会」はこの前中国で起こった反日デモにおいても何らかの関与をしていたと噂されている組織です。そして,今回のカリフォルニア議会においてもこの組織の影を見つけることができました。ニュース動画にイグネイシアス・ディン氏がしっかりうつっていたのです。非常に精力的に活動を続けているようです。
※ひょっとしたら抗日戦争史実維護会は世界抗日戦争史實維護聨合會に統合されているかも知れません。
※活動の一例。カナダでも活動が盛んです。
 カナダでの共同声明←クリック

今回提出された法案の正式名称はわかりませんが,中国では『教育機会平等法案』と訳されています。この法案を提出したのがアルキスト上院議員。彼女は反日中国人団体の宣伝にまんまとのせられてしまった可能性があります。確かに,あれが歴史的事実だと写真を交えて教えられれば,これはしっかりと歴史に残さなければならないと使命感に燃えてしまうことでしょう。

反日中国人団体は世界中で宣伝活動を行っています。それに対して日本政府はいつもの通り,「いつかはわかってくれるさ」という相手の善意と友好を信じる態度。感情的になる必要は全くありませんが,明らかな嘘や捏造などに関してはしっかり否定していかなければなりません。特に外務省には頑張ってもらいたいものです。

参考:
第2のアイリス・チャンと目されるAmy Fujiwara Shenのコメント
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翻訳サイトはエキサイトがわりとわかりやすく訳します。
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