動物園と水族館の是非

夏になると始まるオルカライブ。
カナダの大自然で泳ぐオルカをリアルタイムで見ることが出来ます。
今年ももうそろそろ始まることでしょう。

ネイチャーネットワーク←クリック

ウミガメライブの方は一年中やってます。
ウミガメは毎日通る道が決まっているようなので,
比較的出会える確率が高いです。

さて,本題に移りましょう。
私はオルカライブを見るようになってから,オルカ関係のサイトをいろいろまわってみました。そこであることに気が付きました。
同じオルカ好きでも大きく2つに分かれていることに。
つまり,水族館を肯定する人と否定する人に分かれるのです。
否定する側としては例えば次のようなサイトがあります。

フリーオルカ←クリック

水族館を否定する人は,オルカは自然の中にいるからこそ美しいし,オルカ自身も幸せだ,絶対に捕獲してはならないと訴えています。

それに対して,水族館を容認するオルカ好きの人ももちろんいます。なぜ容認するかというと,彼らがオルカを好きになったきっかけが水族館でオルカに出会ったことにあるからです。水族館がなければ彼らはオルカに出会えなかった。彼らも,確かに自然界のオルカの方が幸せだとは思うのだけれど,水族館のオルカも否定しきれないのです。
水族館でオルカに出会い,すっかりのめり込んで,カナダまで足を運ぶ人もたくさんいるようです。

動物園もまた水族館の抱える問題と同じ問題を抱えていることでしょう。動物は自然の中で生きていくのが一番幸せなのでしょうが,動物園の存在意義もかなり大きい。誰でも,幼少の頃の楽しい思い出を持っていますよね。

ついでにいうと,水族館にいるオルカを海に帰そうという運動も行われているようですが,私はこれについては賛同できません。

皆さんはケイコというオルカを知っていますか?『フリー・ウィリー』という映画に出演したオルカです。ケイコは水族館で育ち人間にとても馴れているオルカでした。しかし,やはり海に帰した方がいいと言うことになり,彼女は海に放されました。このリリース計画は巨費を投じて非常に綿密に行われました。しかし,ケイコはなかなか親戚のオルカがいる群れには溶け込もうとせず,すぐに人間がいる港の方に戻ってきてしまったそうです。その後どのような展開を見せていたのかは詳しく知りませんが,2003年12月13日,ケイコ死亡の知らせが入ってきました。ケイコの幸せはどこにあったのでしょう。現在はルナというオルカのリリース計画が進行中です。

※オルカに関するリンクを追加

オルカプラザ←クリック
・・・管理人さんのオルカに対する愛情がすごく心地よいサイトです。

ケイコを忘れない←クリック
・・・イルカ&クジラ・アクションネットワークのコメントです。

Keiko.com←クリック
・・・まさしくケイコのサイトです。英語だけど画像などもたくさんあり楽し  めます。

Orca Home Page←クリック
・・・写真が多いです。外国のオルカ好きさんのサイト。