横並びして良いもの悪いもの〜電車編〜

私は基本的に横並び体質は嫌いですが,世の中には横並びにした方が良いものもたくさんあります。例えば,電車内のルール。

ちょっと古い話になりますが,関東では鉄道17社が車内での携帯電話の使い方について統一ルールを設けました。

次のような車内放送が流れます。

「お客様にお願い致します。優先席付近では携帯電話の電源をお切り下さい。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はお控えください。ご協力をお願い致します」

細かい点に関する是非はいろいろあるでしょうが,電車内のルールの統一はおおいに歓迎できます。電車に乗り換えるたびにルールが変わってしまっては利用者は混乱します。


しかし,駅構内においては,統一すべきなのに統一されていないことがあります。それは,右側通行にするか左側通行にするかということです。私の感覚では比較的左側通行の駅が多いように感じます。しかし,できたばかりの「みなとみらい線」では明確に右側通行を打ち出しています。

かなり目立つように右側通行の案内が書かれているので多くの人はそれにしたがっていますが,自然と左側に寄ってしまう人も多いようです。

一般道においては確かに歩行者は右側通行が標準です。しかし,私はほとんどの人間にとっては左側通行の方が自然じゃないかと感じています。つまり,多くの人は右利きであるから,右手が自由になる側にあった方がしっくりくるのです。

一体なぜ歩行者は右側と言うことにこだわるのでしょう。自動車,自転車,歩行者すべて左側通行にしても何の問題もないんじゃないかな?
いずれにしろ,統一が必要です。