何の気無しに見たジェネジャンにはまるの巻

毎週やっている番組なのか,特別企画なのか判らないけれど,NHKの「映像の世紀」を見終わったあと,適当にチャンネルを変えると,日本テレビジェネジャンという番組に目がとまりました。

なにやら若者を集めた討論番組の装い。NHKの「しゃべり場」のパクリ?
それはさておき,今回のテーマは私も以前から興味を持っていた内容。この日記でもたびたび挙げているような内容でした。第一部は「セックス」第二部は「命」です。

第一部のセックスでは先ず愛している相手としかセックスをしてはならないかどうかで席を分けました。杉本彩は予想通り愛のないセックスの肯定派(笑)討論の内容は多岐にわたっていきました。援助交際の話からAV業界の話まで。

そこで私がちょっと気になったことが一つあります。あるライターが,グラビアアイドルに対し,多くの人の前で肌をさらし商売をするのはグラビアアイドルもAV女優も同じだというような意見を言いました。それに対しグラビアアイドルは強く不快感を表しこれを否定。このライターはおそらく話を煽るために仕込まれた人だと思われます。彼は更に杉本彩も挑発します。杉本綾の写真集はエロ本と同じ。これに対し杉本綾も一緒にしないでと猛反発。

まあ,それは良いんだけど(良くないか),私が見ていて思ったのは,煽り役のライターには「グラビアアイドルも援助交際で裸の写真を撮らせる少女も同じ」と煽って欲しかったということ(笑)その煽りにより,職業として自分の体を売る者の気概とか誇りなどの話になれば議論がより面白くなるんじゃないかなと思ったのです。

さて,第二部は「命」に関してです。人を殺したいという人の発言,自殺を考えたことがある人の発言など,興味深い話が続いていきました。そして最後に肺ガンで余命1年という30歳の青年が命について語りました。彼は自分の本が出版されたことをとても喜んでいました。生きた証が出来たと。私も本を出したことがあるのでその気持ちがすごくわかりました。自分が死んでも本は残る。死んでしまったあとはあまり意味はないのだけれど,生きているうちは心の慰めになるのです。

来年はもう少し真面目に仕事をして生きた証の2冊目を出したいところです(^^ゞ